2010年9月28日火曜日

UCLと日本

UCLはいろんな大学ランキングで上位を占める常連ですが、その歴史は(イギリスにしては)意外と浅く、19世紀始め、当時のオックスブリッジに入学できるのがごく限られた階層・人種の者のみだったのに対し、全ての人に開かれた大学というモットーのもとつくられました。

日本では伊藤博文が密航して留学してきた、ということで有名です。が、こっちにきて少し笑ってしまったのが、UCLっ子の中でも伊藤博文がイチオシだということ。他に自慢できることがないのか、というほど、日本の初代総理大臣や、それぞれの分野で近代化の父とよばれる者たち(長州五傑)が留学してきた、という話がよくされます。長州五傑(長州ファイブ)を記念した石碑もあります。

これがどれだけ非日本人にいい響きを与えるのかは謎ですが、もちろん他にも自慢の種はあって、まずひとつ、ジェレミー・ベンサムにゆかりがある、ということです。ただ、これも「彼は別に創設者ではないけれど」という注釈付きで、その創立が彼の思想に共鳴していて、かれの遺体が遺言でUCL内部に安置されているということがキャンパスツアーなどでよく説明されます。

ただ最近は、映画監督のクリストファー・ノーラン(「インセプション」や「ダークナイト」で有名)がUCL出身で、たまに撮影にキャンパスを利用する、ということや、英国でもはや一番ビッグになったロックバンド・コールドプレイが結成されたのがこの大学、ということも宣伝に利用しているみたいです。

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